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ヒラマサばらしが悔しくて次の休みも同じ磯へ
ちょうど前日、某SNSで釣り談義をしていた鷹氏と現地で待ち合わせる事になった。
鷹氏とは、当日釣りにいく事も行こうとしている場所も話していなかったのに
「あの磯(逆6が行こうと思っていた磯)に行こうと思ってます」とのメールを頂いたので
折角なのでご同行させてもらった。
さすがにこれにはビックリ面を食らったので後でなんでここを選んだのか聞いてみた所
「某SNSでの話の流れ的にバレバレ」だったらしい。
まあそれはさておき、暗いうちはカゴ釣りをしたいので夜から付き合ってもらうことになった。
カゴ釣り?と思う方がほとんどだと思うのだが、8月第一週に伊豆大島に旅行にいく予定で
彼女とノンビリ電気浮きを眺める釣りがしたいのでその練習でもあり、長い目で見てもイサキを安定供給したいが為の苦肉の策だ(という割りにはワクワクしていた)
そんなこんなで磯に到着。
投げ竿なんかないからショアジギロッドでカゴ仕掛けをブン投げるw
これがまた中々ナカナカ飛ぶ。。。
まああれだ、コマセは持ってきたのに付け餌を忘れたのでスキン針とカラバリのコンビというまったくもって釣れそうもない感じなんである。
そしてやたら潮が速い!
まるで沖磯のようだ!地磯でこの速さはなかなかない。
浮きが流れる速さが尋常じゃなく、すぐ回収になってしまう。
なんだかな~かすりもしないなぁ。
コマセが半分くらいになった頃に明るくなり始めたので鷹氏はルアー釣りをはじめた。
すっごく悩む。
まだコマセいっぱいあるし、イサキ釣りたい、ウキが消し込むの見たい。
まだ暗いし、イサキに願いをかけ続行を決意した。
しばらくして、鷹氏のダイビングペンシルにチェイスがあった。
何度かチェイスはあるが食いつかないらしい。
コマセはまだ残ってるが、潮時か?
いつもなら口惜しくて続行するのだが、今回は頭を切り替えた。
106PSにドラドペンシルヒラマサチューン14Fをつけてキャストを開始した。
辺りはまだ薄暗くてルアーの着水点がまるでわからないが、経験に準してドックウォークで引いてくる。
何キャスト目か、よく覚えていないが片手で足りる程度の数キャスト目で、引いてきたドラドペンシルがようやく目視で確認できた
やたらモヤッとしている…
あれ!?チェイス!?
なんて思ってたらガツーーーーン!ときた
食った!
その突っ込み方からすぐ相手がなんだか分かった
そいつは手前20mくらいで食らいつき、先ずは磯際まで簡単に寄ってきた、まるで自分から向かってくるように…
そして状況はこうだ。
自分の釣り座はすこし引っ込んだところで、潮下の足場が3m程度沖に出ている
ルアーは正面にキャストしたが激流で潮下に流されながらこちらに向かってくる
魚はその3mくらい飛び出た足場の20m沖で食って、そのまま磯際に寄ってきた。
どういう事かというと
自分のロッドの長さでは全然かわせない障害物に向かって魚が突っ込んでいるのだ
しかも驚くくらいの速さの潮の流れにのって、だ。
磯際を鋭くつっこむヤツが磯の3m突き出た頂点を越してしまえばどんだけラインが太くても一瞬でかっ切られる、その頂点がデッドラインだ。
ヤツらは磯際では沖に突っ込む様な事はしない 必ず磯際を縫うように平行に突っ込む
引っ込んだ釣り座はそれだけで不利になる
…
ドラグはきつめにしておいたが
潮の流れと同調したヤツの突っ込みにラインを出される
おそらくヤツはデッドラインすれすれまで突っ込んだと思われる
やばい!とドラグをキュッとしめて、腰を落とし、ロッドを脇にかかえ耐える
同者ピクリとも動かなくなった。
ラインも出ないかわりにヤツも近寄ってはこない
ダメか?と思った瞬間、ヤツはこちらのプレッシャーに負けて寄ってきた。
足元でその魚体を見せたのはヒラマサだった。
さすがのヒラマサも精根尽きたようでくたっと横になっている。
ランディングは鷹氏が磯ダモでしてくださった。
73cm。
潮のせいかこのサイズとは思えない引きだった。
その後、ジグでカサゴを釣り、シイラチェイスなどあったが、水も底をつきかけ、あまりの暑さにフラフラしてきたので先にあがらせて頂いた。
鷹氏はシイラばらし、後にイナダを釣り上げたらしい。
またもやリベンジ成功した訳だが、前日から体調不良だったのもあり、磯上がり後はしばらく吐き気や偏頭痛にみまわれた。
真夏の磯の釣りに無理は禁物である。