二年振りの沖磯にて。
6/28
隊長、かたさん、のりさんと四人で釣りにいく事になった。
場所はいつのまにか某沖磯に決まっていた(笑)
しばらく地磯通いをしていたが、どうにも案配が良くない。
良い話も聞かない。
好調の続く沖磯は望むところだ!
タカベ用の仕掛けを買って渡船に望んだ。
食べるのにはやっぱりタカベがいい。たべたい。
とりあえず朝一はルアーを投げることにした。
今日はもう、青物ならなんでもいい。イナダでもいい。ワカシはさすがにちょっとアレだが、イナダでもいい。
朝一サラシチェックは隊長がしたいというので、ヒラスズキは任せて、ポッパーを沖合に投げる。
投げる
投げる…
なにも起きない。
とりあえず、よけいな事を考えず、セオリー通りレンジを上から刻んでいく為に今度はK2F142を付けた。
スロー、ファスト、トゥイッチ、ジャーク、色々試す。
着水後、ミノーがちゃんと泳がず水面を飛び出し、しばらくしてから泳ぎだし、手前15mにさしかかる所でいきなり下からワラササイズの青物が三匹、ブワッと出てきた!
ミノーをぱくぱく口をあけて追っかけるがのらず
うわっ、青物チェイス!とのりさんに伝え、すぐさまショートキャスト
またすぐ足元からブワッと出てきて、ミノーが水面に出た瞬間にバイト!!
が、これものらなかった。
その後、一度真下でギラっと反転したのがみえたが、どうやらスレてしまったようで反応がなくなる。
そうこうしてたら隊長が
ヒラスズキ釣れた~!と伝えに来たので、青物ここにあり!と伝え返した。
みんなショゴだよそれと言うがどうにも腑に落ちない。
ショゴだったら赤茶色に見えるのだが、青かった。
ワラサじゃないかな。。。と言うがみんな口を揃えてショゴと言う。
そうかなぁ?と思ってたところ
カタさんが餌釣りを始めたので、こちらも胴突き仕掛けで餌釣りを始めた。
潮が速すぎてちょーーーーーーーヤリヅライ
!!
カタさんは胴突き仕掛けやテンヤを沖に投げてアカハタやカサゴを釣っていたので、こちらは足元に投入した。
が、すぐにオモリが根がかってしまった。
ナンダヨーと嘆いていたら急にドラグが鳴り響いた
うわ、ショゴか!?
エギングタックルで胴突き仕掛けをしていたのだが、ひきがあまりにも強烈な為、磯を駆けずり回る。
このままじゃやられっぱなしなので、意を決してポンピングで魚を寄せる!
不思議と根に突っ込まない
ショゴじゃないのか!?
最後まで抵抗しながらあがってくるのは45cmを越えるサンノジだった。。。
あまりの引きの強さ(エギングタックルの為)に武者震いしていたが、流石にこれにはガッカリしてしまった。
そしてその後もう1尾追加した。。。
そうこうしてる間に強烈に流れていた下り潮が緩み始めた。
緩み始めた頃にタカベの群を発見したが、タカベタックルを組んだ頃には完全に潮が止まり、餌取りもいなくなり、フカセ師は磯上がりしてしまった。
眠くなったから寝た。
ナブラだ!!!
隊長の叫び声で飛び起きた!!
どうやら潮の流れが変わって、反対側でナブラがあがりはじめたようだ。
フラフラしながらタックルを持ち、ロッドに付いてたマサムネ115gを無心でしゃくる!
終了時刻まであと一時間しかない!
ダメ元はわかってるが、気のぬけた本日の釣行のラストくらいは気合いを入れてしゃくる!
ロングジグの為、休符の混じったワンピッチジャークのリズムをたまに変えながらしゃくる
終了までもうほとんど時間がない
だけど青物はいる!
中層までしゃくりあげたジグをもう一度ボトムまで落とし、5しゃくりくらいした所で、ズンと根がかった
え、ここで根掛かり!?
と思ったら竿先がクンクンしている
掛かった!
最後の最後でかかった!
すぐさま磯の下段におり、ゴリ巻き、足元に見えた魚体は紛れもなくヒラマサだ!
わりといいサイズで70はありそう
鬼のように突っ込まれるのでこうを焦り、無理矢理空気を吸わせる
水面でヒラマサが三回程度首を振り、また水面に入り、もう一度強引に水面に顔を出させた所で
ピンっ
とジグが跳ね返ってきた。
やってしまった
まさかの足元バラし。
プラグではほとんどないが、そこはジグ。
ジギングの経験が浅い事を完全に露呈した結果となった。
敗因はこうだ。
ジグが根がかった時にフックを折って回収できないか試す為にロングジグにはかなり細く小さいフックを使っていた
細軸できつめのドラグの為の口切れ、ゲイブの狭さによるホールド性の低さ(あくまでもロングジグに合わないという意味)
そしてウンチクなによりも久々のヒットにて冷静さを欠いて強引過ぎるファイトをしてしまい、ロッドの弾性をまるで生かしていない焦り過ぎたランディングをした自分に一番の原因があった。
正直ショックリーダー110lbをつけていたので、焦る必要がまるでなかった事を後で後悔するはめになった。
その後すぐ隊長が70upのヒラマサをget、その後なにも起きる事がなく磯上がりとなった。
正直、去年の泣きメーターヒラマサを釣った事で若干燃えつき症候群気味になっていたり、地磯でかすりもしなくて自信喪失気味になっていたが
これで完全に火がついた。
いつものごとくスロースターターだなと思いながらも
すぐにリベンジする事を自分に誓い、帰路についた。
次は絶対とる!と心に言い聞かせた。
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